「あっ、こいつアホだな」と思わせるコメント術
自分の意見を表明する上で、Twitterやブコメなど短いコメントで端的に表現する能力が求められています。
相手に印象を強く与えるには、知識や教養を活かした切れ味鋭いコメントが必要です。ですが、普通はなかなか出来ないですよね。難しいと思います。なので、逆に「あっ、こいつアホだな」と思わせることで相手の印象に残す方法です。一旦イラっとさせればなかなか相手の印象から消えることもありませんからね。
- 相手の話は極力無視する。
- 丁寧語を使わない。なるべくタメ語を使う。
- 人格を否定する。
- 総論に対し各論を並べる。各論に対して総論を述べる。
- 論点とズレたことを言う。できるだけ突拍子も無いことを言う。
以上、まとめ。以下、各項目に付いて。
1.相手の話は極力無視する。
なるべく相手に「こいつ人の話しを聞けないタイプだな」と思わせることです。
日常会話で有れば、相手の話を遮って話し始めることでストレスを同時に与えることが出来ます。相手の気分を害しすぎることでいきなり怒られる可能性もあるため、心臓の弱い人にはお勧めしませんけど。
2.丁寧語を使わない。
なるべくタメ語を使いましょう。相手のことは「お前」または「こいつ」で統一です。
日常会話であれば、場合によっては「〜〜ッスか」などの言い回しが有効な場合もあります。体育会系の言い方はあくまで体育会系の人が言うからなんとなく地味にハマるものです。逆にヒョロヒョロのチャラい系若者が半笑いで使うと、強烈なまでの薄っぺらさとイラっと感が発揮されます。自分のビジュアルがそれに該当するなら、積極的に使うべきです。
3.人格を否定する
極力、差別的な言い回しを使います。アホ・バカ・間抜け・カスなどを積極的に取り入れましょう。また「こいつは何にもわかってない」を使うことで、「本当はこの人の方が良く解ってないのだけど上手く説明できないだけじゃないか?」と思わせることも出来ます。
「この人が言っている○○という意見は間違いだ」ではなく「○○という意見を言うこの人は間違いだ」という言い回しが出来れば、完璧です。
4.総論に対し各論を並べる。各論に対して総論を述べる。
思考したことなどについて語るとき「全ての○○において正である」という言い方をする人はあまり居ません。例外はあるかも知れないが、おおよそこうなっているようだ、というスタンスの人が殆どです。その総論に対して、各論を突きつけることによって、アホさをアピールします。つまり、「誰も全部そうだとは言ってないだろ」と思わせるわけです。
例:「カラスはゴミを散らかすから嫌いだな」「散らかさないカラスだって居るだろ!お前は間違ってんだよ!」
5.論点とズレたことを言う。
相手が話していること、これから話そうとしていることとズレたことを言います。できるだけ突拍子も無いことを言うのが効果的。
コツは、「自分が言いたいことを言う」です。相手が何を言いたいか。ブログであれば、相手が何を伝えたかったのか、というのを出来るだけ無視して、自分が言いたいことを述べることで、自然と論点はズレていきます。
例:「カラスの捕獲作戦が本格的に始まるらしいんだけどさあ……」「あ、本格的といえば、本格的な中華料理屋が近くにできたんだけど」
まとめ
以上を守ることで、自らのアホさを周囲にこれでもかと喧伝することが出来ます。
もっとも大きなポイントは「話を聴いていない」と相手に思わせることです。これがキマれば完璧です。
逆に「話を聴いている」とか「話を聴いた上で質問・意見してくれている」と思われてしまうと、アホには見えなくなってしまいます。ご注意を。