じゃがめブログ

毒にはなるが薬にはならない、じゃがいもの芽のようなことだけを書き綴るブログです。

Twitterの新しい使い方を模索する

Solomon
@AsmodeusDB
 私はあんまり頭が良いほうではないので、どうにかしてホワイトカラー的な思考が出来ないか、そのためにTwitterが活用できないか考えてみる。そしてつぶやいてみる。(2009-07-16 00:09:23) link
Solomon
@AsmodeusDB
 知識がある人は脳をメモリーとして使ってて、賢いって言われる人は脳をCPUとして使ってる。脳をメモリーとするには限界がある。記憶は絶対ではないし、今ならインターネットで必要な情報はいつでも手に入るわけで。それより脳をクリアーにして思考に回したほうが何かと面白くなるんじゃないか。(2009-07-16 00:09:44) link
Solomon
@AsmodeusDB
 思考・知識を脳に溜めすぎると、脳の使われ方が固定化されて非効率になる。同じことばかり堂々巡って考え詰めてしまう状態。これは脳がもったいない。なので溜めた思考を一旦どこかに置いて離れてみたくなるんだけど、Twitterがその置き場所として有用になる可能性がある。(2009-07-16 00:10:38) link
Solomon
@AsmodeusDB
 脳の一部をメモリーからCPU化するために、Twitterを2次キャッシュのように使えないだろうか。Twitterは適度に文章化する必要があり見直し易いので、整理されてない思考を一旦保存しておくのに向いてる。そうやって置いておくことで、脳の空いた部分をCPUとして使えるようになる。(2009-07-16 00:12:04) link
Solomon
@AsmodeusDB
 Twitterを脳の一部としてセカンドキャッシュ化する。今までやったことないのでどうなるか解らんけど、ちょっとやってみよう。もしかしたら三十路にして頭の使い方の転機になるかも。わくわく。(2009-07-16 00:12:38) link
Solomon
@AsmodeusDB
 Twitterに書き込んでおくことで、思考に色々な化学変化が起こるのも面白いかも。解りやすいのはふぁぼったー。思考がまとまってる、または核心を突いているかどうかのリトマス試験紙になる。リプライやRTを経ることで、色が混ざるのも面白いな。(2009-07-16 00:13:25) link

実はTwitterでなくても知識を一時吐き出しして寝かせる方法はあるんですが、どれもなかなか生活に馴染ませるのが難しい。
それを解決できそうなポイントがTwitterにはある。私が思うポイントは、つぶやき中にもありますが以下の3点。

140文字という長さ

140文字というのはなかなか絶妙です。この長さを活かすために、連続投稿する場合もひとつの投稿で意味が通じるように意識して書いています。
ひとつの文章で完結するために2〜3文程度で組み立てる。そうすると1文が50文字程度になる。このくらいの長さになると、要らない要素を削らないと入らなくなってきます。
文章の意味を変えないまま文章をスリム化するに、まず感嘆詞が削られます。副詞が削られ、次に形容詞。不要な接続詞が削られて、意味・単語が重複した部分をまとめて、ようやくスリムになる。スリムになったところで見直すと、思考の芯の部分が出てくる。
頭で物事を考えている間は何の制限も無いため自由な発想が出来る。ただ、まとめるためには何らかの制約などがないと難しい。そこでこの140文字制限。140文字という制限が思考を整理するための添え木になっているというわけです。

見られるという緊張感

Twitter投稿は基本的にパブリックなものなので、ブロック・プロテクトしていない限り誰でも読むことは可能です。ブログなどと同じですが、大きくブログと違うのは、読んでいる(かも知れない)人がブログよりも見えやすいということ。
少なくとも自分をフォローしてくれている人やふぁぼって*1くれている人は読んでくれている。
その見ている人を意識する、と言うのは「説明する力」に影響してくると思います。以前のエントリーで、こんなことを言いました。

話し上手な人は総じて『例え』が上手。

例えがうまくなると言うことは、それだけ思考についてのドメインを広く・多く持っていると言うことだと思うのですが、意識することでこの辺りの能力が鍛えられるのではないでしょうか。

思考の化学変化

Twitterの機能とそこから派生したサービスによって、発言には色々なものが乗ります。RT・ふぁぼったーによって、発言がどの程度共感されているのかなどが付加され可視化され、リプライによって多種の意見が載る。付与されたものを元にして思考は変質したり確信に変わっていきます。
この変化は自分のメモに書いただけでは起こりえませんし、ブログでもなかなかおこらない。Twitterにはチャットの速さとほぼ匿名故の発言のしやすさがあり、それがちょうど良い距離感を生んでいる。それが思考を化学変化させる試験管に適した大きさと形状になっているのではないかと思います。

まとめ

上記のポイントをもって、Twitterを思考整理に使えるのではないかなぁと考えています。

とはいえ、思考をまとめるためだけに使わないといけないということは無い。むしろ、今を共有できるツールだからこその使い方はもっとあると思います。もっと自由につぶやいていいし、もっと自由に読んでいい。

ふむ。可能性が多くて面白いものですね、Twitter

*1:ふぁぼる:他人の発言にお気に入りのマーキングするという意味の動詞