じゃがめブログ

毒にはなるが薬にはならない、じゃがいもの芽のようなことだけを書き綴るブログです。

クックパッドに載っているレシピで料理を作ってくれても嬉しい

付き合ってる子に、「これ、クックパッドに載ってたの」って嬉しそうに料理を出されても、なんだか微妙な気分になっちゃうもの。その子としては好きな人に不味いものは食べさせたくないし、料理下手だと思われたくないっていう愛情と自尊心がそれをさせたのだろうけど、食べる側にしたら少々自分の舌に合わなくたって、作ってくれただけで十分嬉しいんだから。たとえそれがどうしようもない失敗作だとしても、「どうしたらこうなるの!?」って意外と楽しくはしゃげたりもするのさ。

増加する“クックパッド至上主義”な女性達 あなたはどう思う? 〈週刊朝日〉|dot.ドット 朝日新聞出版

 ちょっと何を言っているのか解りませんが……作ってくれただけで十分嬉しいなら、それがクックパッドに載ってたものでもなんでも嬉しいもんだと思いますが、どうなんでしょう。

もし、クックパッド至上主義な女が嫁になって、人様の家庭のレシピばっかり毎日食卓に並んだら本当イヤ!

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自分流でいろいろ試して失敗したり、思いがけず美味しい味覚に出会えたりっていう積み重ねこそが、その人が作る料理の個性につながって、ゆくゆくはその人の味になるんだと思うの。

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 この記事を書いた人は何か思い違いをしているようですが、レシピを参考にしても調味料が違う、調理器具が違う、火力が違う、タイミングが違う……様々な理由によってまったく同じ味のものはできません。それができるんだったら料理人の一流・二流とはなんなのかということになりますよね。どうやっても違いは出てくるものです。その上で、好みの方向にさじ加減を変えていくことで、個性につながっていく。

 守破離という言葉があります。何事もベースを作り、その上でベースを破ることが必要です。ベースにクックパッドを使ったっていいじゃあないですか。試行錯誤しているうちにクックパッドと異なる料理になっていきます。

 単純に便利で良いと思いますけれどもね。集合知の最たるものじゃあないですか。
 クックパッドを参考にするのがダメなんだったらkakaku.com食べログを参考にするのもダメでしょ。

 ちなみに、過去にこんなエントリーを書いていました。
 学びと真似と個性 - じゃがめブログ
 容易に学べる環境があるんだから、どんどん利用すると良いと思いますが、暑い中みなさんいかがお過ごしですか。