YOKO KANNO SEATBELTS『超時空七夕ソニック』 参加レポ(というより想い出メモ)
参加レポと言いましても、はっきり言って興奮しすぎて枝葉末節は覚えていません。なのでうろ覚えながら感想と記録を残しておきたいと思います。後で自分でたまに見返してニヤニヤする用メモですので、他人が見て面白いものでは無いかも知れませんが、良ければどうぞ。
物販
平日の昼間からだしそんなに人も集まるまいと勝手に踏んで、物販開始としてアナウンスされていた14時過ぎに到着。目の当たりにする「ポスター完売*1」の文字。そして目の前の長蛇の列。駅から見て解るくらい並んでいました。最後尾に到達するまでにもう軽くへこむ位の威力です。そこから約2時間並んで購入完了!普段は数十円で悩むのに、このときは1万円札が紙切れみたいにw
ちなみに、購入したグッズは以下の通り。左奥:Tシャツ、右奥:CD付きパンフレット、真ん中:ヒヨコスクイセット*2
周遊
グッズゲットから開場まで時間が空いたので、駅前からアリーナ前まで軽く散策。グッズを買い終えた人がそこら辺で寝てるのがなかなか印象的でした。ほんと晴れてて良かった。
近くの料理屋さんも当然のようにいっぱいで、中には便乗して(?)BGMが菅野さん特集になっている店も数店ありました。
開場から開演まで
席はアリーナ中央最後方とやや遠かったのですが、同じ視界内にオケ・花道・迫出し舞台の部分が全部見られる+通路脇なので少し体を乗り出すことで前の人が邪魔にならず見られるという好条件。開演まで、定期的に菅野さんの曲が一瞬流れるという仕掛けで、飽きさせないようになっていました。
開演
セットリストについては某mixiやらで展開されていますので、こちらでは掲載しません。
リンクを張っておきます。そちらで確認されたほうが精度が高いと思います。
超時空七夕ソニックのセットリストをつくろう! - mixi
超時空七夕ソニック・セットリスト - Yuria's Scrapbook
超時空七夕ソニックのセットリスト - kemi-log
なんという曲数。これを3時間でっていうのが。そらトークもほぼ無しになるわ。
と、ここまで書いたところで
いったん色々と書いたのですが、どうやっても凄さを表現できないというか、無理して文章にしようとしてみょうちくりんになってしまいました。
よって、ポイントだけ抜き出し(といいつつやっぱり長文)。ちなみに、いちいち書きませんが、5分に1回くらいは「ううぉーーーー!!」って叫んでいたし、終始目は潤んでいたし、最終的には完全に泣いてました。
ざっくりとした思い出メモ
まず、イントロのオープニングムービー。これの出来が良かった。マクロスプラスから始まる菅野さんのアニメ史が映像と音楽で綴られていました。もちろん全部流すと洒落にならない長さになるのと権利の問題か、数曲だけ提供した『僕の地球を守って』や『DARKER THAN BLACK』などは含まれていませんでした。
人気の高さが見えるのか、エスカフローネやCOWBOY BEBOPなどでは大きな歓声。この時点で会場のテンションはかなり上がっています。
#オープニング映像エディットは、パンフレットによると渡辺信一郎さん(マクロスプラス・COWBOY BEBOPなど)だったようです。そら完成度高いはずです。
そして一曲目、一曲目の『トルキア(攻殻機動隊)』で、まさかの歌姫5人(Origaさん、山根麻以さん、May'nさん、中島愛さん、坂本真綾さん)登場!圧倒的コーラス!5人並ぶ姿が異常にカッコいい!サビ2で菅野さん登場!一曲目から鳥肌全開!もう、ここだけで正直腹いっぱいになります。
http://www.youtube.com/watch?v=oUwAbKgl90g:movie,h240
完全にヤラれた状態のところに、Origaさんのボーカルに真綾さんのコーラスが!瞬間、会場から大歓声!そら大歓声なるわ〜。ならんわけが無い。この後も異例の組み合わせで入れ替わりのボーカル競演。この後もトップテンションのまま続きます。
6曲目『What planet is this?!(COWBOY BEBOP MOVIE)』では会場と一体での叫び。何の打ち合わせも無く当たり前のように揃うのがすごい。
http://www.youtube.com/watch?v=YA4P1A3jtu0:movie,h240
9曲目の『タチコマの家出(攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX)』ではひよこちゃんと戯れる菅野さん。ここまでのテンションを維持しながらほんわかモード突入。『はとどけい(Napple Tale 妖精図鑑)』→『Cat Blues(COBOW BEBOP)』と寸劇。笑いと音楽が完全に融合しています。http://www.youtube.com/watch?v=dR51IEtRieo:movie,h240
14曲目の『VOICES(MACROSS PLUS)』は中島愛さんでした。新居昭乃さんじゃないのかー(´・ω・`)と一瞬思ってごめんなさい。私が間違っていました。まめぐさん良かったです。生まめぐさんは超可愛かったし歌上手かったです。(ムービーは新居昭乃さんが歌うアコースティック版)
http://www.youtube.com/watch?v=77NmnV4x3DM:movie,h240
16曲目『The Garden Of Everything(ラーゼフォン)』では中央舞台で坂本真綾さんが、後方でSteve Conteさんが歌うというデュエット。これも大好きな歌なので感激。歌い終わりで真綾さんの元に歩み寄るSteveConteさんと、謎の人物に連れ去られてしまう真綾さんというドラマあり。このときの真綾さんの美しいこと。
舞台に残されたSteve Conteさんは『could you bite the hand?(WOLF'S RAIN)』、『CALL ME CALL ME(COWBOY BEBOP)』を熱唱するのでした。
20曲目の『約束はいらない(天空のエスカフローネ)』は真綾さんのアカペラ(!)スタートでバンド演奏→ワルシャワフィル登場(!!!)。真綾さんとの出会いの歌で、今でも大事に聴いてる歌が、12年経った今の真綾さんの声でワルシャワフィルで、もうよく解らないテンションに
http://www.youtube.com/watch?v=aoWq5OkHRmQ:movie,h240
21, 22曲目で『射手座☆午後九時Don't be late(マクロスフロンティア)』と『星間飛行(マクロスフロンティア)』とシェリル・ランカの代表曲。もちろん「もってけ!」と「キラッ!」もやりました。ここも会場が完璧に揃ってるのがすごい。なんなんだw
http://www.youtube.com/watch?v=4KuR4xF6E0A:movie,h240 http://www.youtube.com/watch?v=BcSIXZfU29g:movie,h240
『BLUE(COWBPY BEBOP)』にて終了。物販購入者に「菅野よう子さんからのプレゼントです」と渡された青のサイリウムを振る予定でしたが、山根麻以さんの「Free〜」の声に打たれて微動だに出来ませんでした。
http://www.youtube.com/watch?v=PrmA-nZjTh8:movie,h240
途中、真綾さんと菅野さんがジャレるシーンがあって、そこでも涙を誘われました。菅野さんが真綾さんをプロデュースしなくなったとき、ものすごく寂しかった。一時はアフターカンノの真綾さん楽曲を肯定できなかったくらい。だけど、やっぱり良い繋がりのままで居たんだなと、それが見えた瞬間に涙が出た。歌と全然関係ないところですけど、大事だなって思いました。
あと、Steve ConteさんとScott Mattewさんの話題があんまりありませんが、忘れていたわけでは有りませんw
お二人ともかっこ良かった。SteveConteさんと山根麻以さんのRainも最高に痺れたし、Scott MathewさんとOrigaさんのELMはかなりグっときた。ってこんだけ書いてたらポイントにならないなw
アンコールと超サプライズ
アンコール2曲目、ここでようやく『Tank!(COWBPY BEBOP)』登場!サックスのソロが半端なくカッコいい!!
http://www.youtube.com/watch?v=mje2Mz1mGHo:movie,h240
アンコール3曲目からワルシャワフィルメドレー。主にエスカフローネ・ターンAガンダム・MACROSS PLUSからとWOLF'S RAINから1曲。この辺から別れの曲が流れ始めてくるのですが、『THE STORY OF ESCAFLOWNE 〜 END TITLE(天空のエスカフローネ)』が流れた辺りで感極まって涙腺崩壊。もう終わってしまうのかという寂しさや曲のイメージ・美しさが綯交ぜになってよく解らないことに。
http://www.youtube.com/watch?v=ORbnPOKOSKQ:movie,h240
アンコール4曲目、ここまで完全に泣きモードだったところに『SMS小隊の歌(マクロスフロンティア)』で一発カマされますw
http://www.youtube.com/watch?v=BmEyRlyWk68:movie,h240
アンコール5曲目の『アナタノオト(マクロスフロンティア)』でピヨピヨ合唱。そう、物販で売っていたお風呂セットのひよこ隊長はここで鳴らすものだったのです!実はパンフレットにもそれをにおわすことが書いてあったんですよね。うーん、完璧な仕込み。
http://www.youtube.com/watch?v=aMmIbTyH3PM:movie,h240
と、ここでひとしきり和やかムードになって菅野さんを残して全員撤退。
アンコール6曲目『ラクエン(7月のラクエン)』を菅野さんのピアノ独唱。会場17,000人が微動だにせず聴き入る姿に、神がかりを感じました。
そして、そしてそしての最後の最後!!
『Moon(ターンAガンダム)』を!!Gabriela Robinさんが!!歌うという!!
これがこのコンサートの一番のサプライズでした。
Gabriela Robinさんについてはファンの間の都市伝説化していたのですが・・・まさかこの目で見られるなんて。余りの出来事に完全に呆然としてしまいました。
パンフレットをよく読むと、Gabriela Robinさんのインタビューのところにこうあります。
「Q.ひよこ隊長(Y.K.)と初めて会ったときの印象を教えてください」「A.まるで生まれたときからずっと一緒だったような感覚を覚えたわ」
ここから察してください、というしか。
コンサート終わって
ものすごく感動的で印象的だったのは、照明が明るくなって観客退場の段になったタイミングで、会場から「ありがとう」コールが流れたこと。菅野さん、ありがとう、と。そしてそのコールに拍手。すばらしい。なんというすばらしいコンサート。本当に参加できてよかった。
今までも色々とコンサートやライブに参加させてもらっていて、その都度楽しませてもらっていたのですが、それらとは段違いの感動と熱気とあと何かがありました。何かは言葉になりません。完璧な演奏・歌唱なのか、演出なのか、それともこれまでに溜めて来た想いなのか、なにがそういう気持ちにさせるのか解りませんが、本当に神懸かって見えた。
終わってしまって一夜明けてそしてまた夜になって、まだ興奮は落ち着いていませんし、終わってしまった寂寞感に胸を締め付けられるようです。
菅野さんの音楽に触れてから17年。ずっとファンやってて良かった。Twitterにも投稿しましたが、ありがとう、と。そればかりです。
今後
パンフレットに堂々と「DVD化しません」と書いてるのですが、(←今読み返してみたらその文言が見つからないので消しました)映像化しないとどこかで聞いていたのですが、これはウソであってほしい。いや、ブルーレイで出て「ほら、DVDじゃないし」とか言ってほしい。あんなスゴイものが一回きりだなんて・・・。一回きりだから良いのかなあ・・・。
次は22世紀らしいので、なんとかそれまで生き延びたいと思います。最速で90年後かあ。ちょっと遠いなあ。
#コンサート中に使われた番組サントラを並べてみたら、偉い事になりました。こうしてみると凄い足跡ですね。これでもまだ菅野さんの楽曲の一部っていうのが。どんだけ幅広いんだ。