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じゃがめブログ

毒にはなるが薬にはならない、じゃがいもの芽のようなことだけを書き綴るブログです。

R-1グランプリ 2009 の感想

お笑い

リアルタイムで見てはいたのですが、Youtubeで再度ゆっくり見られたので感想を残しておきたいと思います。ちなみに、未見の方は以下のリンク先から飛んで一通りご覧になった上で、時間がどうしても余って仕方ないっつー感じで読んでいただければ良いかなと思います。

夙川アトム http://www.youtube.com/watch?v=p-uvSBM1l2Y
岸学 http://www.youtube.com/watch?v=fRGTLVJG1os
バカリズム http://www.youtube.com/watch?v=2DCReozGK7c
エハラマサヒロ http://www.youtube.com/watch?v=ZZS-lhG-swQ
サイクロンZ http://www.youtube.com/watch?v=Q9O_61O8-cE
鳥居みゆき http://www.youtube.com/watch?v=MlpAW_SIszg&feature=related
鬼頭真也夜ふかしの会http://www.youtube.com/watch?v=hrLC8Iku6vc
COWCOW山田よし http://www.youtube.com/watch?v=hbXBEmJwLJo&feature=related
あべこうじ 不明
中山功太 http://www.youtube.com/watch?v=4MDBtqlR0-M

芸人別感想(登場順)

夙川アトム
業界人紙芝居。
「業界人キャラクター」を編み出したところとキーワードとしての「メイショーさん、ジーステのメイショーをチョイモーシーホーで」などが目新しいことについては一定の評価がされてもしかるべきだと思うのですが、発想といったところではかなり微妙だったんじゃないかなぁと感じました。
もうひとつ微妙ついでですが、彼は演技中とそうでないときのオンオフが激しいのが微妙かな、と感じさせます。
後述の鳥居みゆきさんくらいやりきっていれば・・・といつも感じます。

岸学
24ネタ。
ジャックバウアーと○○で組み合わせるシチュエーションコントなのですが・・・もうすでにネタが枯渇していますね。24の緊張感とキャラクターを日常生活に結びつける、という点が受けているようですが、同人ギャグ漫画のレベルを超えているようには思えませんでした。そもそもジャックバウアーに似ていないというのもちょっとマイナスなんですね。もっと作りこめるだろう、と。

バカリズム
持つとしたら。
面白いです。「持つとしたら」という新しいフォーマットが秀逸でした。全視聴者が「持つとしたらてなんやねん!」となったことでしょう。文句なしに一番笑えました。
もちろん、そのアイディアだけでは笑いは生まれないと思います。+αの演技力、発想力、語感などどれを取ってもかなりレベルが高かったと思います。「キャスターをつけてシャーですね」など細かい部分の響きなども良かったです。
これまでも「トツギーノ」や「贈るほどでもない言葉」などの良いフォーマットを生み出してきていましたが、今回のはかなり良かった。見た瞬間に「おい、もうこれ優勝決まったで」と思ったくらいです。

エハラマサヒロ
うっとうしいシンガーソングライター
こちらもバカリズムと並んで笑えました。
エハラさんの場合、発想の突飛さや新しいフォーマットを生み出すというよりは、演技力・キャラクターの作りこみ・器用さが強みになっていると思います。
特に器用さは若手芸人の中では群を抜いているのでは?演奏、笑いを取れる歌、ものまね、フリートーク。芸人としてのキャラクターがDonDokoDonのグっさんと被りますね。テレビ的にはポストっぽくなると思いますが、このままいってほしいと思います。
普段は短いネタばかりという印象でしたが、R-1にあわせて4分程度にきっちり合わせてきていたのも良かったです。

・サイクロンZ
ダンス振りネタ
この「いったん動いておいて、同じ動きに後から音をつける」っていうの、どっかで見たことあるんですけど。なんだったのかぜんぜん思い出せませんが。似たような感じで、麒麟M-1初出場したときに「テンパが縮む〜」ってやってましたね。それも彷彿としました。
元歌の歌詞を駄洒落にして(とっても、と「取っ手」など)きっちり処理している辺りや、動きのキレが妙に良いところなど、良いなと思う点は結構あったのですが、あんまり笑えませんでした。いったんフォーマットを理解したうえで再度見てみましたが、やはりクスクスくるものの爆笑はなかったです。うまいなー、っていうね。

鳥居みゆき
こっくりさん
面白いです。結構笑えました。そして可愛い。
これまでのトーク番組なんかでも良い切り替えしをしていて、頭良くて計算づくなんだろうなぁと思っていたのですが、今回のもそういう雰囲気が出ていました。
丁寧だなと感じたのは、客からみて解りづらくならないように言葉・動作を選んでいる(であろう)ところ。その辺に頭の良さと優しさを感じました。終わったあともいつものキャラクターをやり続けるというのは芸人魂を感じます。好きです。可愛い。結婚してほしい(既にしてるらしいけど)。

鬼頭真也夜ふかしの会
初めてみました。上手いな、と思いましたが笑いはそんなに起きませんでした。おそらくですが、構成の問題だと思います。
2〜3冊の本紹介を語感で被せて小さい波を起こしていたのですが、波と波の切れ目が解りづらく大きな波にならなかったこと、頭の中で「この紹介とこの紹介が掛かってる」というのが整理し切れなかったことが原因じゃないでしょうか。ドカベンの処理ももうちょっと丁寧に出来たのかもしれません、というのは視聴者側のエゴですね。すみません。撤回しないけど。
浅越ゴエさんとうっすら被って見えたのですが、私だけでしょうか?

COWCOW山田よし
スコアボードを使っためくり芸
かなり長く感じられました。なぜなんでしょうか。話し方の問題というわけでもないと思うのですが。決して悪くはないんですけど、後から何回かみて面白いか?という点は疑問です。2回目見るのがちょっとめんどうくさい。

あべこうじ
いつものスタンダップ漫談
話がうまいですね。流暢だと思います。オチがあれば良かったのにな〜。
アップされてるのが見つからなかったので、こんなもんで。

中山功太
時報+あるある
時報に合わせてやるというだけで、あるある自体のセンスは前からそんなに変わっていないような?
もちろん経年で積み重ねたものはあると思いますが。あるあるカテゴリ自体に爆発力がないのにそれを積み重ねてどうしたいのか?というのもちょっと疑問でした。
淡々とやるために間が開きすぎること、ネタ振りからボケまでに2秒くらいあるためにその間にオチを予想されてしまうこと、そしてその読みが結構な精度であたることなんかがイタタタという。予想させてそれを超えてくる、というボケなら爆笑なんですけれどね。そういう感じでもない。

総評

採点についてはちょっと理解できなかったです。場の雰囲気や温まり方、会場受けなんかが影響しすぎたんじゃないでしょうか。それも含めて演出であると考えて納得はしますが、あの採点通りの笑いではなかったなとは思います。
全体的に見て・・・個人的にはやはりバカリズムエハラマサヒロでしたね、トップは。次点で鳥居みゆきかなぁ。ここら辺は割りと一致する意見の人が多いみたいです。うまく時間に合わせてネタをまとめてきてた辺り、感動します。プロの芸人さんって凄いですね。

来年もまた笑わせてもらえるよう期待しております。