M-1グランプリ2009 準決勝進出68組決定
準決勝進出コンビが決まったようです。進出したコンビを軽く見てみました。
続きを読む可愛い女性芸人さんを並べてみようか
私が個人的に可愛いなと思った女性芸人を集めてみるエントリー。
鳥居みゆき
左がデビューした頃で、右がテレビ番組の企画でメイクしてもらったときの画像*1。
かなりの美人さんですね。ブレイクする前には芸人活動の傍らグラビア活動をやったりCM出たりアコムお姉さんのオーディション受けたり*2していたそうで、それも頷けます。
芸風はキレキレのラリパッパですが、その裏では超高速で頭が回転しているのでしょう。芸人とのやり取りの「返し」の言葉選びのセンスが光っています。現キャラクター人気が途切れたときが不安ですが、彼女くらい綺麗でセンスがあれば現キャラクターを脱却(というか打ち捨て)しても生きていけそうな気がします。
ちなみに、お姉さんの鳥居千春さんはモデルさんです。美人家系なのかねえ。
公式サイト:サンミュージック プロフィール 鳥居みゆき
おまけ。
Youtubeで開くと「この動画は、未成年には不適切な可能性があります。 」と出ます(ただのイメージ映像ですが)。なので、未成年の方はクリックしないでください。
http://www.youtube.com/watch?v=oLon44kxxG8&eurl=http%3A%2F%2Fwww.yukawanet.com%2Fsunday%2F2008%2F05%2Fpost_54.html&feature=player_embedded#t=29:movie,h200 http://www.youtube.com/watch?v=rtt95i4erOY&eurl=http%3A%2F%2Fwww.yukawanet.com%2Fsunday%2F2008%2F05%2Fpost_54.html&feature=player_embedded#t=12:movie,h200
出雲阿国
左・本人のブログのプロフィールより。右は雑誌のグラビアに載った写真です。
たまご系の「可愛らしい」が似合う人ですね。グラビア挑戦はついぞ知りませんでしたが、まあ納得。なんか別人みたいな写りですけどw
芸人としては、恋愛自虐ネタとロンQでおなじみ。いろんな番組にチョコチョコと出ているようですけど、なかなかメインを張っているのは見ないです。ネタは正直微妙かなあ……。「可愛い女性芸人」として紹介された上でやるには突破力に欠ける、という印象です。その辺はメディアの売り出し方の問題って気もしますけど。
もう少し落ち着いた感じになれば、ワイドショーレポーターみたいなのも似合うのでは、と思います。個人的に、声が好きです。
本人ブログ:0920出雲阿国の日記
桜(稲垣早希・増田倫子)
はい、アイドル来ましたドン。
上段、公式ブログのプロフィールより。中段・稲垣早希さん。下段・増田倫子さん。
はい、2人とも可愛いですね。稲垣さんの方がちょっと幼げで、増田さんはシャキっとした姉御って感じです。稲垣さんをテレビで見るときはアスカ*3のコスプレをしているので、コスってないときの印象が逆に新鮮、という。可愛すぎる。
東京では殆ど見ることは出来ませんが、関西だとそこそこ知名度があるらしいですね。帰郷した際に、デパートのセールのチラシに写っているのを見ました。稲垣さんは「ロケみつ」でのサイコロ旅企画とエヴァのアスカのモノマネでおなじみですね。増田さんはピンではあまり出られていないようですが、まあツッコミですからね。
私が見た漫才は少し古いものだと思うのですが、稲垣さんのキャラクターとツッコミが微妙にちぐはぐした感じだったのが惜しかったです。もうちょっとかなあ。
女性芸人の方の、特にツッコミというのはとても難しいんですよね。トークでのツッコミが冴えていたとしても、漫才になると微妙な感じになる*4。ハイヒールのリンゴさんやアジアンの隅田さん、海原やすよ・ともこの御2人くらいまで安定すると漫才ももっと良くなると思います。あと、アスカ以外のボケが出れば。
なんだか、2人とも普通の「良い子」っぽくて、もっと毒々しさが無いと生き残れないのではないかなあと不安に思わされます。
本人ブログ:桜は、稲垣早希と増田倫子から出来ています。
http://www.youtube.com/watch?v=DFLXOLFm17w&feature=related:movie,h200 http://www.youtube.com/watch?v=3COe9gP4y8Q&feature=related:movie,h200
宇都宮まき
新喜劇のマドンナ。
左・公式プロフィールより。中央・右はグラビア雑誌より*5。(リファーチェックで引っ掛かってしまったようなので一時的に削除します。)
ほんとにグラビアアイドルみたいなビジュアルですね。こんな子が新喜劇に出てるんですよ、今。私が子供のときの新喜劇の華は未知やすえさんでしたから……*6。
関西では大食いと新喜劇でおなじみですかね。関東では新喜劇が放送されていないので「細かすぎて伝わらないモノマネ」の「靴下のにおいをこっそり確認する女の子」のほうがおなじみでしょう。
新喜劇芸人さんなので、腕の方は確実。テレビ栄えもする見た目をしているので、今後も関西で息長く活動されるのではないかな、と思います。性格も良いらしい、と聴いております。
本人ブログ:「はじめまして。宇都宮まきです」
こちらも鳥居さん同様未成年に不適格です。未成年の方は(略)
さな(元・相方不在)
オフィシャルブログより。(リファーチェックで引っ掛かってしまったようなので一時的に削除します。)
この方に関しては、もはやお笑い芸人なのかどうか曖昧ですけれども。過去にコンビで活動していた、という点だけで取り上げてみました。過去にはグラビアアイドルの大網亜矢乃さん*7と、さなさんのコンビだったこともあるようで。分類としてはお笑い芸人というより「グラビアアイドルのお笑い活動」に振り分けたほうが良いのかも……。
ちなみに、相方不在の当時の写真はこちら。右は吉野ももかさん。
はい、2人とも可愛いですね。
現在は活動休止と言うことで、特にコメントありません。
普通にアイドルとしてこれからも売り出されていくことでしょう。
その他、今日挙げた以外にもまだまだ可愛い女性芸人は居ると思いますが、今日はこの辺で。
人のプーさん/ケンドーコバヤシ
「人のプ〜、人のプ〜、丸々太った可愛いオッサン〜♪」
このフレーズが脳に残りやすいのは、フレーズを生み出したディズニーの人の力なのか歌詞故か。
「今一列目の女のパンツを見ているのです・・・・判定!白!でも中は黒!!」
これといい大切なミソのくだりといい、最低すぎるwww
ネタのつくりはシンプルながら、最後に駅前であることを出してギャップの笑いも作ってる。そういうつくりの部分を見ると、ちょっと安心感がありますね。安易じゃないなという。
こういうネタをテレビでやれるというのはスゴイです。これ以外にもオールザッツではピンクローター漫談とかもやってましたね。ケンコバはタレントとしての能力がやはり高いなあ。
東京にきて寂しいのは、こういうネタがあんまり見られなくなったことでしょうか。
R-1グランプリ 2009 の感想
リアルタイムで見てはいたのですが、Youtubeで再度ゆっくり見られたので感想を残しておきたいと思います。ちなみに、未見の方は以下のリンク先から飛んで一通りご覧になった上で、時間がどうしても余って仕方ないっつー感じで読んでいただければ良いかなと思います。
夙川アトム http://www.youtube.com/watch?v=p-uvSBM1l2Y
岸学 http://www.youtube.com/watch?v=fRGTLVJG1os
バカリズム http://www.youtube.com/watch?v=2DCReozGK7c
エハラマサヒロ http://www.youtube.com/watch?v=ZZS-lhG-swQ
サイクロンZ http://www.youtube.com/watch?v=Q9O_61O8-cE
鳥居みゆき http://www.youtube.com/watch?v=MlpAW_SIszg&feature=related
鬼頭真也(夜ふかしの会) http://www.youtube.com/watch?v=hrLC8Iku6vc
COWCOW山田よし http://www.youtube.com/watch?v=hbXBEmJwLJo&feature=related
あべこうじ 不明
中山功太 http://www.youtube.com/watch?v=4MDBtqlR0-M
芸人別感想(登場順)
・夙川アトム
業界人紙芝居。
「業界人キャラクター」を編み出したところとキーワードとしての「メイショーさん、ジーステのメイショーをチョイモーシーホーで」などが目新しいことについては一定の評価がされてもしかるべきだと思うのですが、発想といったところではかなり微妙だったんじゃないかなぁと感じました。
もうひとつ微妙ついでですが、彼は演技中とそうでないときのオンオフが激しいのが微妙かな、と感じさせます。
後述の鳥居みゆきさんくらいやりきっていれば・・・といつも感じます。
・岸学
24ネタ。
ジャックバウアーと○○で組み合わせるシチュエーションコントなのですが・・・もうすでにネタが枯渇していますね。24の緊張感とキャラクターを日常生活に結びつける、という点が受けているようですが、同人ギャグ漫画のレベルを超えているようには思えませんでした。そもそもジャックバウアーに似ていないというのもちょっとマイナスなんですね。もっと作りこめるだろう、と。
・バカリズム
持つとしたら。
面白いです。「持つとしたら」という新しいフォーマットが秀逸でした。全視聴者が「持つとしたらてなんやねん!」となったことでしょう。文句なしに一番笑えました。
もちろん、そのアイディアだけでは笑いは生まれないと思います。+αの演技力、発想力、語感などどれを取ってもかなりレベルが高かったと思います。「キャスターをつけてシャーですね」など細かい部分の響きなども良かったです。
これまでも「トツギーノ」や「贈るほどでもない言葉」などの良いフォーマットを生み出してきていましたが、今回のはかなり良かった。見た瞬間に「おい、もうこれ優勝決まったで」と思ったくらいです。
・エハラマサヒロ
うっとうしいシンガーソングライター
こちらもバカリズムと並んで笑えました。
エハラさんの場合、発想の突飛さや新しいフォーマットを生み出すというよりは、演技力・キャラクターの作りこみ・器用さが強みになっていると思います。
特に器用さは若手芸人の中では群を抜いているのでは?演奏、笑いを取れる歌、ものまね、フリートーク。芸人としてのキャラクターがDonDokoDonのグっさんと被りますね。テレビ的にはポストっぽくなると思いますが、このままいってほしいと思います。
普段は短いネタばかりという印象でしたが、R-1にあわせて4分程度にきっちり合わせてきていたのも良かったです。
・サイクロンZ
ダンス振りネタ
この「いったん動いておいて、同じ動きに後から音をつける」っていうの、どっかで見たことあるんですけど。なんだったのかぜんぜん思い出せませんが。似たような感じで、麒麟がM-1初出場したときに「テンパが縮む〜」ってやってましたね。それも彷彿としました。
元歌の歌詞を駄洒落にして(とっても、と「取っ手」など)きっちり処理している辺りや、動きのキレが妙に良いところなど、良いなと思う点は結構あったのですが、あんまり笑えませんでした。いったんフォーマットを理解したうえで再度見てみましたが、やはりクスクスくるものの爆笑はなかったです。うまいなー、っていうね。
・鳥居みゆき
こっくりさん。
面白いです。結構笑えました。そして可愛い。
これまでのトーク番組なんかでも良い切り替えしをしていて、頭良くて計算づくなんだろうなぁと思っていたのですが、今回のもそういう雰囲気が出ていました。
丁寧だなと感じたのは、客からみて解りづらくならないように言葉・動作を選んでいる(であろう)ところ。その辺に頭の良さと優しさを感じました。終わったあともいつものキャラクターをやり続けるというのは芸人魂を感じます。好きです。可愛い。結婚してほしい(既にしてるらしいけど)。
・鬼頭真也(夜ふかしの会)
初めてみました。上手いな、と思いましたが笑いはそんなに起きませんでした。おそらくですが、構成の問題だと思います。
2〜3冊の本紹介を語感で被せて小さい波を起こしていたのですが、波と波の切れ目が解りづらく大きな波にならなかったこと、頭の中で「この紹介とこの紹介が掛かってる」というのが整理し切れなかったことが原因じゃないでしょうか。ドカベンの処理ももうちょっと丁寧に出来たのかもしれません、というのは視聴者側のエゴですね。すみません。撤回しないけど。
浅越ゴエさんとうっすら被って見えたのですが、私だけでしょうか?
・COWCOW山田よし
スコアボードを使っためくり芸
かなり長く感じられました。なぜなんでしょうか。話し方の問題というわけでもないと思うのですが。決して悪くはないんですけど、後から何回かみて面白いか?という点は疑問です。2回目見るのがちょっとめんどうくさい。
・あべこうじ
いつものスタンダップ漫談
話がうまいですね。流暢だと思います。オチがあれば良かったのにな〜。
アップされてるのが見つからなかったので、こんなもんで。
・中山功太
時報+あるある
時報に合わせてやるというだけで、あるある自体のセンスは前からそんなに変わっていないような?
もちろん経年で積み重ねたものはあると思いますが。あるあるカテゴリ自体に爆発力がないのにそれを積み重ねてどうしたいのか?というのもちょっと疑問でした。
淡々とやるために間が開きすぎること、ネタ振りからボケまでに2秒くらいあるためにその間にオチを予想されてしまうこと、そしてその読みが結構な精度であたることなんかがイタタタという。予想させてそれを超えてくる、というボケなら爆笑なんですけれどね。そういう感じでもない。
オリエンタルラジオの中田君はもうピンで良いんじゃないの
武勇伝で一気にブレイクし過ぎた結果、実力が伴ってないと叩かれているオリエンタルラジオの話です。
Youtubeより
youtubeネタは削除されたりする可能性があるのでいまいちかなとも思うのですが、今を切り取ることを目指す当ブログではそのようなことは気にしないことにします。
うーん、あっちゃん面白いですけれどねぇ。実際、アメトーークにピンで出たときもかなりウケてたし。
彼はピンでやって欲しいなぁ。相当面白いですよ。もっと見たいなと思いますし。
中田君がピンでやっていけそうな5つの理由
- ややイケメン
- 話のテンションの緩急がきっちりしている
- 器用
- 切り返しがうまい(頭の回転が速い)
- 元々オタクで根暗だった
一番最後のは現状分析ではないですが。ネタの随所にそういった要素が見えますね。
ボケはオタクで根暗なほうが面白い説を信用するなら、彼はそもそものポテンシャル充分。
対して、ツッコミは友達多く社交的っぽい慎吾君。彼も決して悪くはないですが、どうしても若さ故という部分と「どや!」みたいな表現があってスベってしまうことも多いのだと思います。友達同士とかならウケは取れそうですけれどね。その域を出ていない気がします。
今だけで考えるなら、中田君もジャリズムの渡辺鐘さんのようにピンでブレイクすることも出来るはず!
・・・ただ、それだとコンビに戻ったときに辛いことになりそうですけどね。
ツッコミは練習や経験で後から伸びるものだと思いますので、今後に期待したいと思います。