じゃがめブログ

毒にはなるが薬にはならない、じゃがいもの芽のようなことだけを書き綴るブログです。

『まで』って含むの? 含まないの?

 とてつもなくしょうもないことなんですけれど。


 範囲を表す『まで』って副助詞ありますよね。

[副助]名詞、活用語の連体形、一部の助詞などに付く。
1 動作・事柄の及ぶ距離的、時間的な限度・範囲・到達点を表す。「ここ―来れば安心だ」「明日―待ってください」「東京から大阪―三時間かかる」
「堀江越え遠き里―送り来(け)る君が心は忘らゆましじ」〈万・四四八二〉
2 動作・事柄の及ぶ程度を表す。…ほど。…くらいに。「そんなに―ぼくのことを思ってくれるのか」
「作法、世に珍しき―、もてかしづき聞こえ給へり」〈源・桐壺〉

まで【迄】[副助終助]の意味 - 国語辞書 - goo辞書

 用法として色々と使い道はありますが、だいたいこんな使い方ですよね。
A.「提出期限は3/31までとします」
B.「この電車は東京駅まで止まりません」

 Aの場合、「提出期限の範囲」に3/31を含みますよね。3/31に提出して遅延と言われる言われない。ではBの場合はというと、この電車は東京駅に止まりますよね。まさか止まらず神田まで行ってしまうということはないはず。ということは「止まらない駅の範囲」に東京駅は含まれていない。

 どっちなんだ? 『まで』というのは事柄の及ぶ範囲に前につく名詞を含むのか? 何か厳密な使い分けがあるのか? 文脈から察せられる方ということにしていいのか?