じゃがめブログ

毒にはなるが薬にはならない、じゃがいもの芽のようなことだけを書き綴るブログです。

人を批判することに抵抗がない人

 人を批判することに抵抗がない人は2つに分けられます。自分が傷つくことを厭わない人と、他人が傷つくことを厭わない人です。
 人を批判すると相手に嫌われたり疎んじられる可能性もあります。嫌われてもその人のために言うべき、という人は前者です。そこまで想像が及ばず人を傷つけてることにも気付かない人が後者です。
 批判の言葉を口にする時に「◯◯の為を思って言ってる」「自戒を込めて」と言う人は後者であることが多いですね。誰かの為に何かをする時、「その人のことを思っている」と告げる必要はないのです。その人がみずから気付くしかないのですから。自分もまずいけど、と予防線を張る必要もないのです。その予防線は相手にとって何に役にも立たないのですから。

 知らず知らず、相手のためと自分に言い聞かせながら思いやりのないことを言ってしまいがちなものです。気をつけましょう。自戒を込めて。


追記(2011/09/10)
 批判とは否定的な意味合いだけを持つものではありません。批判をするということは、相手にとって異を唱える部分があるわけですから、そのことによって良かれ悪かれ変化を起こすものです。それがコミュニケーションですから。なので、一方的に「良い」という効果だけが期待できるものではないですし、「悪い」ものでもない。
 そのことから、批判を本来の意味あるものにするか、伝わらないものにするか。前者は相手がどう受け取るかを意識しており、後者は相手の受け取り方を考えてないものでは、と書いたつもりですが、前者については軽く流すだけで掘り下げができてないことで、「批判=否定」という意見だと受け取られたようです。
 批判とはそういうものではない、ということを書いて置かなければ文の意図が伝わりにくいかと思い、追記致しました。
 意見を伝えるというのは、存外難しいものですね。

追記2(2011/09/10)
上記のような内容をひとつのエントリーにしました。よろしければ、こちらもどうぞ。→ 批判について - じゃがめブログ