じゃがめブログ

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イチローだって6割は失敗してる

失敗って、するの嫌ですよね。なかなか失敗したくない。ネガティブなイメージが有るし、失敗したらものすごくヘコむことだってある。でも、それでもいいんですよ。大事なことさえ忘れなければ。
かの大野球選手イチローは努力の天才・安打製造機と呼ばれて空前絶後の記録をたたき出しています。では彼は飛んできたボールを全部打ち返すことに成功しているか?

答えは当然ノーです。

イチローの打率は平均して3割後半*1。言い方をちょっと変えてしまうと、4割くらいしか出塁に成功していないと言える。もっと言い方を変えると、6割程度はバッターボックスに立ったものの仕事をせずにベンチに戻ってきている。

超一流選手ですら、バッティングに失敗することの方が多いワケです。じゃあ彼らの何が凄いかと言うと、その失敗した原因を探って「次はこうしよう」とフォーム改善をしたり作戦を練る所なわけです。そうやって研鑽している。

プロの人ですらそうなんだから、普通の人が完璧に一発で成功するなんて言うことは、まずありえない。失敗するんですよ、普通。そして一旦ヘコんだりする。それはきっと普通のことなんです。落ち込んだって良いんです。大事なのは、そこで「じゃあどうすれば良かったのかなあ」と漠然とでも考えることです。

失敗は怖い。だから、バッターボックスに立つのも怖くなる。それはすごく解ります。だからバッターボックスに立てないままということはある。バッターボックスに立たないと言うことは、新しい挑戦をしないと言うこと。そうすれば、必然的に失敗はしませんからね。ですが、失敗をしないからこそどうやったら失敗するかは解らないままになってしまう。だから、イザという時に偶然成功することに頼ることになってしまうのです。その方がよっぽど怖いと思いませんか?

失敗しても悲観的になりすぎる必要はないですよ。ああ、こんな失敗してしまうなんて!って思ったときは、こう思ったら良いんじゃないでしょうか。あの一流選手・イチローですら6割は失敗してんだから、俺が失敗するのだって当たり前だ、って。


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*1:プロ野球選手としては異常な高数値、だと思う。