西田ひかるが、スラムドッグ・ミリオネアをダウンロードして観てた、という話 - CNET JAPAN
気になった記事にうっかりと釣られるエントリー。
西田ひかるが、スラムドッグ・ミリオネアをダウンロードして観てた、という話 - CNET JAPAN
流れとしては、
・西田ひかるさんが「スラムドッグミリオネアをダウンロードした」と発言した件について、違法ではないかとCNETブログで追及
・西田さんは米国の法に則って映像を取得していたことが判明
・CNETブロガー、違法とも取れることを書くほうが悪いし、自分は貶めるつもりはなかったと言い訳
これで3行で纏まってますかね。
さて。一昨日のエントリーにて、以下のようなことを主張させてもらいました。
責任者を決定して追及することで問題が解決するということはありません。収束したように見えて、責任者が詰め腹を切らされたことで利害関係者が溜飲を下げているだけです。問題自体は解決していませんし、同様の問題が発生したときにまた同じ状況になってしまいます。
まさに今この状況なんではないでしょうか。
西田ひかるさんに責任があるかのように主張して、自らを正義であると確信するエントリー主が溜飲を下げる。私にはそんな風にみえます(魚拓を取ってたりするあたりね)。
そもそも、個人の知識だけで正否を判断できることなんてたかが知れています。このエントリーの場合も、ダウンロード=違法という認識しかないが故に、西田さんに対して相当失礼なことをしてしまっているわけです。そして、何も解決はしていないし新しい問題提起もなされていない。
マナーってなんなんだ
意見を忌憚無く言い合うことは良いことなんじゃあないかと思います。まったく同じ見識や判断を複数の人がするということは稀でしょうし、知識の掛け合わせや集合になるわけですから。
ただ、相手の意見や行動に対して自分の正否の物差しを当てることはしても、相手の人格は否定しない。これが意見を言う上でのマナーだと思います。意見ではない部分、人格を否定したときに、その人の思考は完全停止するのではないでしょうか。
知識であったり物事を推測する術を持つとそれを過信してしまう。よくある事ですが、そういった落とし穴に陥らないように気をつけないといけませんね。
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