じゃがめブログ

毒にはなるが薬にはならない、じゃがいもの芽のようなことだけを書き綴るブログです。

虚構新聞騒ぎを横目で見つつ思うこと

 こういう状況があったとしましょう。

 あるところに、Aさんと言う、ふざけてつくり話をするのが好きな人が居ました。


 そのAさんがBさんに「CさんってDさんのことが嫌いらしいよ。嘘だけど。」と言いました。この話を聴いたBさん、嘘であるということを聞き逃し、更にAさんの話し方もうまかったためか、「CさんはDさんが嫌いだ」と信じてしまいました。


 このBさん、噂が大好き。どうしても言いたくなってさっそくみんなに言いふらしました。「Aが言ってたんだけど、CはDが嫌いらしいよ!」


 それをBさんから聴いたCさんとDさん、仲が悪くなってしまいました。

 このとき、CさんとDさんの仲が悪くなったことに、Bさんはまったく関係していないのでしょうか? すべてAさんが悪いのでしょうか? Aさんの話を信じてしまった無垢なるBさんは被害者なのでしょうか?


 なんだか、情報発信者が良い悪いの話ばかり爆発しすぎていて、インフルエンサーの問題がどこかに立ち消えている気がします。
 だからといって「じゃあ広めた奴が悪い」っていうことではないんですけれど。

 問題があるとしたら、Twitterユーザーが「自分自身もメディアである」という認識を持てていない『状況』にこそあるんじゃあないかな、と、そういう感じがします。Twitterって過渡期なんだな、というかね。