じゃがめブログ

毒にはなるが薬にはならない、じゃがいもの芽のようなことだけを書き綴るブログです。

それでもTwitterで議論したいのなら

 まず、Twitterは議論をするのに向いていません。理由は主に3つ。

・舵取り役が介在しづらい
・ノンバーバルな情報が伝わらない
・発言が各タイムラインに散る

 Twitterに限らず、SNS上でのやりとりにはどうしてもつきまとう問題です。 

 舵取り役がいない議論は話していることのテーマ・目的が不明瞭になり、文字のみのやりとりでは各人も感情的になりやすいものです。これではまともな議論などできようはずもありません。

 それでも議論したい人はモニターの目につくところに大きく以下の3つを書いて貼っておきましょう。

・何がテーマの議論なのか
・自分は何を言いたいのか
・落ちつけオレ

 議論というのは飛行機から何人かが揃ってスカイダイビングするようなもので、お互いの持ってる情報を示し合わせて「どこに着地するのが一番良いか」を見つけるのが議論の目的です。その目的を忘れて自己主張に明け暮れ感情的に言いたいことを言うだけでは、そのまま着地に失敗して全員が大怪我をしてしまいます*1

 Twitterで議論をするということ自体あまりお勧めできませんが、もしされるなら上記に気を遣ってみてはいかがでしょうか。

*1:煙に巻く・強弁する・罵倒する・人格を否定する・詭弁を弄するなどして勝利宣言する人はいますが、その人はそのことによって何が得られるのでしょうか? ささやかな気分の良さと引き換えに学びの機会と時間を失っているのではないでしょうか。そしてそれは本人も損をしてると私は思います。