じゃがめブログ

毒にはなるが薬にはならない、じゃがいもの芽のようなことだけを書き綴るブログです。

Google Chromeのキャッシュを高速なRAMに移動する方法

Google Chrome、使われてますか?シェア率は未だ低いような気もしますが、今回はそんなGoogle Chromeの話。
私がサラッと使った感じでも、FireFoxから比較してかなり軽く感じるので、これ以上に軽量化する必要があるのか?という気もしますが*1、やってみました。
やり方は簡単で、キャッシュをRAMディスクに移動させる、とそれだけです。マイマシンは32bitOSであるWindowsXPであるにも関わらずメモリを6G積んでますので、RAMに若干の余裕がまだございます*2。なのでそちらに移してやろうではないか、と。まあ、同じことをFireFoxでもやってたので、それをGoogle Chromeでもやろう、とそういうわけです。

シンボリックリンクを使おう

FireFoxでは設定でキャッシュの場所を変えられたのですが、Google Chromeにはそう言うのがないっぽい。なので、キャッシュフォルダからRAMにシンボリックリンク*3を張る方向に。
軽くググって見ると、Microsoft謹製のJunctionというツールを使ってWindowsでもシンボリックリンクが張れると解ったので早速実践。

……で、やってみたんですけど。これ、一大欠陥があって。
Junctionコマンドって「リンク先が消失している」と『無効』になっちゃうんですよ。あら、そうなのね、です。
例えば"R:\Application\Google Chrome\Chache"とかにキャッシュファイルを作って欲しいんですけど、このフォルダってOS起動時には消失してる(揮発性なんだから当たり前なんだけど)訳ですよ。だからGoogle Chrome起動前に、できればWindows起動時にデレクトリを作りたい。しかしその為にアプリを追加するとかバッチを書くのもちょっと面倒くさい。タイミング的にJunctionが走る前に、とかややこしいし。かといってR:ドライブ直下にキャッシュをダラダラ展開したくない……。

なんと起動オプションで解決

で、もうちょっと調べてみたら、どうも起動オプションでキャッシュの場所を帰られるんじゃないか、と。
というわけでこちらを参照しました→ --disk-cache-dir="<ディスクキャッシュフォルダ作成先>
一発解決w

ついでにディスクキャッシュとメディアキャッシュの容量の設定も入れて引数設定。メモリは各々300MBずつ。多すぎる気もするけど、まあ良いでしょう。

--disk-cache-dir="R:\Application\Google Chrome\Chache" --disk-cache-size=314572800 --media-cache-size=314572800

これをGoogleChromeのショートカットの引数に設定して完了。これで、Google Chrome起動時にフォルダが無ければ作ってくれるようです。ヨカッタヨカッタ。
引数の設定方法は、WindowsXPなら[GoogleChromeのショートカットを右クリック]>ショートカット>リンク先 で追加です。
ランチャーを使っている場合なんかはランチャーに引数指定するところがあると思うので、そこに入れてあげてください。

ほんとに速くなったの?

いや、全然体感的に解らないんですけど……w


あ、一応ですけど「この操作によっていかなる不具合が皆さんの環境で発生しても責任を負うことはできません」。
書いとかないとね。日本も訴訟社会で怖いですから。

*1:軽量化というとファミコン『レーサーミニ四駆』の前ちゃんが脳裏に浮かぶのですがオッサンですか、そうですか。

*2:林家こん平的に。

*3:シンボリックリンクって、Windowsユーザーにはイマイチ馴染みがないかもですが、Linuxとかだとよく聴きますよね。ショートカットリンクに近いと思っておけばだいたいOKです。だいたいね。