じゃがめブログ

毒にはなるが薬にはならない、じゃがいもの芽のようなことだけを書き綴るブログです。

思考

子供に「いじめからは逃げろ」って、どこへ?

いじめをなくすことはできない まず前提として、いじめは社会から無くすことができず、いじめの環からは誰も逃れることができない、と言うことを述べておきたいと思います。 世の中で一般に俎上に上がる『いじめ』とは、集団の中で殴る蹴るなどの攻撃や罵詈…

批判するときに意識してること

はじめに 私自身はあまり批判をするということはなく、主張として「私はこんなこと思うんですが、どうでっしゃろかいな〜」というスタンスを取ることが多いです。それでもたまに批判をしたくなることや、主張をすることが批判の形式をとることもあります。 …

許すという自衛

自分の常識感や価値観と照らして異常だと思う人に出くわしたとき「なんなんこいつ? なんでそんなことするの? 言うの?」とは誰しも思うものです。高まる苛つき、募る怒り。なんかイラッとしますよね。理解できないからこそまたイラッとする。が、冷静にな…

勝負事の際の心理について考えてみる

人と人が戦うとき、人数は1対1だとしても実質は2対2で戦っていると考えられます。「勝ちたがる自分」「負けたがる自分」対「勝ちたがる相手」「負けたがる相手」という構図です。と言うことは、このパワーバランスを崩して1対3に持ち込めば、精神的に…

ときには俯瞰して引く勇気を

大手居酒屋チェーン「和民」の社員の自殺に労災認定が出たこと、そしてそれを受けた渡邉美樹氏の発言で、久しぶりにTwitter界隈ではブラック企業についての話題で盛り上がっています。 観ていると、過労で自殺するという感覚が良く解らないという人も多いよ…

アドバイスのタイミング

先ほどのエントリーを踏まえつつですけれど。 こういう『逃げろ』と言うのは結構タイミングが難しい話しだったりします。例えば、東京で今仕事をしている人に「東京を明日、大震災が襲うぞ! 逃げろ!」と言ったとして、ではその場で逃げるかというと、これ…

自分の成功体験を盲信するあなたへ、もしくはその人のアドバイスで心が疲弊したあなたへ

自分で強いと思ってる人がその強さの根拠の事実を振りかざす。アドバイスという形を取りながら、相手のことを罵倒する。よくあることだと思います。そうやって強さを振りかざす人にいち早く気付いて欲しいことがあります。それは、そう振りかざされた言葉は…

Twitterで『伝える』ということ

一年半ほど前にTwitterで書いた、Twitterで伝えるということについてです。 言葉というのは「相手との共通認識」があるから使える。140文字で伝えられることは、相手の中にもあるイメージを利用できるときだけ。相手の中にもまったく無いことを説明するには1…

批判について

以前に、批判について書きました。→ 人を批判することに抵抗がない人 - じゃがめブログ そのはてなブックマークでの反応から「批判」についての前提が違うのかもと思い、このエントリーを書きます。 まず、批判とは何か。 1 物事に検討を加えて、判定・評価…

自分が何を素晴らしいと思えるのか見つめる時期も大事だという話

死とはなんだろうか、と言うことを漠然と考える時があります。 最近、とあるきっかけによって死を身近に感じるようになりました。それまで他者の死や概念としての死については多く触れる機会があったのですが、「自らが死ぬ」ということについては想像が足り…

メンバーの『ほうれんそう』に憂慮するリーダーが忘れている大事なこと

もうそろそろ9月になります。4月頃に人事再編されたことでメンバーを抱えてリーダーとして数ヶ月仕事をした人も多いでしょう。そんな新米リーダーの中で、「メンバーの報告が遅くて使い物にならない」「失敗した連絡が無いので対応に困る」などと感じる人は…

松本龍復興担当大臣の辞任と印象政治

松本龍復興担当大臣が辞任しましたね。この件に関して、私は「辞任させるべきではなかった」と考えています。 何故か。それは単純な話、政治家は政治能力によって評価されるべきものだと考えているからです。 松本氏の「先に待ってろ」「オフレコ」発言や「…

それでもTwitterで議論したいのなら

まず、Twitterは議論をするのに向いていません。理由は主に3つ。 ・舵取り役が介在しづらい ・ノンバーバルな情報が伝わらない ・発言が各タイムラインに散る Twitterに限らず、SNS上でのやりとりにはどうしてもつきまとう問題です。 舵取り役がいない議論…

もっとも近くにいる裏切らない応援者

使い古された慣用表現で「努力は裏切らない」と言いますね。それってどういうことなの? と、もし子供に聴かれたら、どう答えたらいいんでしょうか。

東北関東大震災で義心を感じる人へ 持続不可能な感情と継続可能なシステムについて

突然ですが、ほんの少しだけ私語りを。 今から16年前の1995年1月17日、私は阪神淡路大震災を経験しました。 当時の我が家は尼崎市にあり、最も損壊の大きかった地域からはやや遠かったのですが、それでも家は半壊しライフラインは完全に寸断されました。最も…

人って情報に対して意外と無防備なものですよね

今、Twitterを中心に「情報弱者」や「ネットリテラシー」といった言葉が躍っています。インターネットを使って触れる情報量が多い方が情報強者である、という人もいます。が、果たしてそうなのでしょうか? このことについて、人がいかに情報に対して無防備…

ひとつのことが手に付くまでにぶつかる壁の話

新しいことを始めて、それを続けていくというのは意外と難しいものです。始めてみたは良いけれど続けてない趣味や、手に付いていない技術など、誰しも心当たりがあると思います。 なぜ新しいことを始めて、それを続けていくのが難しくなるのでしょう? その…

イチローだって6割は失敗してる

失敗って、するの嫌ですよね。なかなか失敗したくない。ネガティブなイメージが有るし、失敗したらものすごくヘコむことだってある。でも、それでもいいんですよ。大事なことさえ忘れなければ。

立体視メガネ

昔の子供向け雑誌のおまけなんかで、漫画本体が赤と青の二重線で描かれてて、赤と青のセロファンで作ったメガネで見ると立体的に見えるって言うの、ありましたよね。 あれって、例えば両目が赤セロファンだと赤い物が見えなくなるし青セロファンだと青い物が…

「ありがとう」って、言ってますか?

最近、頓に思ったことをひとつ。先月、今までの人生を振り返ってみたんです。30年間を。そうすると、素晴らしい思い出と、それにまつわる後悔が湧いて出てきたんです。後悔していることというのは「気持ちを伝えてなかった」ことばかり。そして、伝えてなか…

自分を疑え

今回のテーマは「自分を疑え」です。世の中に溢れている自己啓発本や思考系ブログを見ると、金科玉条のように「自分を信じろ」とありますね。それとはまったく逆です。

伝えやすさのために犠牲になること

情報や考えたことなどをうまく伝えようとすると、どうしてもトレードオフになることがあります。 ブログを書く上でだけでなく、通常のコミュニケーションでも発生することです。

学生の人に感覚を掴んでもらいたい、学生生活と社会人生活の違い

学生生活と社会人生活は、リズムから何からまるっきり違うものです。伝わりやすいように、ゲームに例えてみます。

自分に対する優しさだと考えれば少し楽になるんじゃないのかな

答えの無いことに答えを求める姿勢に意義を求めるエントリー。

心が腐ってしまったなと思ったら

言葉や振る舞いが「優しさ」なのか「甘さ」なのか、どちらになるのか。結果だけ見れば、相手が育てば優しさだし、腐れば甘さって言われます。 じゃあさ、逆に考えられないですかね。自分が腐ってしまったら、自分に優しくしてくれた人の厚意を甘さという毒に…

『善意』という言葉を使いたがる人の醜悪さはどこから生まれるのか

Twitter上にて、血液が足りないので献血を!というよくあるチェーンメールのようなPOSTがRT祭されていました。RTってのは、まあ転載みたいなもんだと思ってください。で、そのフェスタの後のPOSTで「善意でPOSTしたことは良かったと信じている!」というよう…

意志が強い人

私の意志はとてもとても弱くてもろいので、集中力がある人や何か根気があって何か目標を達成できる人を羨ましく思っていました。なんと意志が強く心が強いのだろう、と。でもそれは違っていたのです。私から見て『意志が強い』と思っていた人は、単に根性や…

アーリーアダプターとキャズムと評論家

Twitterを見ていると、自称他称問わず、評論家の人が数多くいるようです。そういった評論家の人は口を開けばアーリーアダプターだキャズムだとおっしゃる。そんな中で見かけたひとつのつぶやきが引っ掛かりました。なので、その辺についてちょっと考えてみた…

『社畜』になる前に心がけたい3つのこと

一般的に『社畜』と呼ばれる概念に落ちないようにするにはどうしたらいいか、を考えてみました。

この調子では、いつまで経っても鬱病はなくならない

発言小町の質問や回答は全てネタだと思っているのですが、それでもかなり酷いなと思ったのであげつらってみます。